https://www.chunichi.co.jp/article/1121787
これまで去る6月30日を目処に存廃の是非を最終決定すると沿線自治体が伝えていた名鉄広見線末端部の新可児(しんかに)〜御嵩(みたけ)。
結局、岐阜県御嵩町と同じく八百津(やおつ)町がバス化に猛反対し、一方の可児市は鉄道路線としての存続には、むしろ消極的で意見対立してきました。
しかしながら、さすがに可児市も輸送力の面で単純なバス転換は心配だと思い始めたのか、漸く存続に向けての重たい腰を上げたようですな。(苦笑)
今後は見なし上下経営分離方式の本格的導入に向けて支援資金の負担割合の詳細を煮詰めることになりますが、万一にも打ち合わせが拗れた場合、本投稿時点では廃線の可能性は皆無とも言えない状況だ。
くれぐれもそうならないように、祈ってやみません。
今になって思い出せば、岐阜市内線や揖斐線、美濃町線が名鉄と沿線自治体との間で存続についての話が拗れてしまい、結局、2005年春には廃線になっていますね。この時点で名鉄全線から直流600ボルト電化区間は姿を消しました。
また、その前には八百津支線や三河線の南北末端部等、電車に代えてレールバスを走らせた区間もありましたが、思ったほどの業績改善には至らず、結局、2004年春までには全て廃線に。新可児〜御嵩も昼間帯での一部の列車でレールバス化されたことも過去にはありましたが、今は電車に戻っていますね。
谷汲線や揖斐線末端部、竹鼻線末端部も結局、レールバスの導入は見送られたまま2001年秋には廃止になっています。
まあ、西蒲線の場合は比較的早くから今後の存続に向けての取り組みがなされているし、線路や架線の更新も順調。時折、ミュースカイ用の特急車両や豊明方面からの団体貸し切り直通列車も往来していますね。
しかしながら、広見線末端部の場合は時折、明智駅まで1800系が団体貸し切り列車で密かに乗り入れているだけだ。
また西蒲線とは違い、駅やホームもやや荒れているような。
そのため、線路や架線、枕木の更新も然りだが、そろそろ車両の更新も実現に移して欲しいね。
今回の存続への指針決定で、まずは3100系のうち5組成の改造リニューアルが必要になろう。これだけは、ほぼ決定的だ。
そろそろ老朽化した6009〜6013Fは勇退させてあげたいね。長い間、お疲れ様と伝えたい。
仮に蒲郡線だけの存続になっても、3100系の3組成ぐらいは施工の必要がありますね。
不足分は9120番代の増備で補填すれば良いだけの話だ。これまでの2200系増結用に3100系の代替で回せば良い。
こうした3100系ならば、広見線内や西尾線内で運用中の3500系等と併結しての回送も容易な筈だ。6800系(金魚鉢型)では生い先もそう長いとは思えないし、回送時の併結可能車種も自ずと限られますね。
さらに、ICカードの対応化や、沿線の大型商業施設への便宜を図るため、ごく簡素でも良いから顔戸〜御嵩口に新駅を設けるべきだろう。
蒲郡線の各駅もそうだが今時、自動券売機で新札や新硬貨さえ使えないのは重大問題だ。このままでは、とてもじゃあない、利用客が寄って来る筈がない。
取り敢えずは、そちらをまず優先的に改善して貰いたい。これは緊急を要しますよ。あるいは、それと同時にICカードに簡易対応させるのも選択肢だ。
また、無人駅がならず者に荒らされたり、無断駅宿を防ぐためにも深夜の警備は万全に。防火、防犯対策も然り。
ソフト面では名鉄名古屋方面からの季節的、企画的な直通列車の運行機会を増やすこと。特に土曜・休日ダイヤで名鉄側は配慮願いたい。
日常的な学生の輸送だけでは、業績の改善もたかが知れているから。うん。
取り急ぎ、ここに改めて提言しておこう。
画像は、それぞれ名鉄御嵩駅、新可児駅のホームにて撮影。この6012Fも老朽化は否めませんね。


・追伸(8/27未明)…………投稿文面を一部修正しました。あしからず。